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[Pierre Bouree]Saint-Amour 2022
¥4,800
Pierre Bouree Saint-Amour 2022 — “愛”の名を持つ、繊細で情熱的なクリュ・ボジョレー — ◆ サン・タムール──その名のとおり、恋に落ちるような味わい ボジョレー最北端に位置し、ブルゴーニュの影響も受けたこのAOCでは、石灰岩を多く含む土壌が、ミネラル感あふれる気品あるワインを生み出します。 2022年ヴィンテージは、チェリーやザクロ、スミレのアロマが可憐に立ち上がり、口に含むと果実の甘やかさ、エレガントな酸、シルキーなタンニンが美しく重なります。 軽やかでありながら、じわじわと残る余韻はまるで恋の記憶のよう。 まさに、名のとおり“恋するワイン”です。 ◆ テイスティングノート 色合い: 紫がかった透明感あるルビー色 香り: スミレやシャクヤク、ラズベリー、キルシュ、シナモン、わずかにタバコやスパイス 味わい: カシス、ブラックベリーなど黒系果実の厚みと、ミネラル由来の引き締まり。繊細なタンニンとほどよい熟度が調和し、しっとりとした飲み心地。 ◆ おすすめのペアリング ・ハーブ香るローストチキン ・パスタ、オムレツ、仔羊のグリル ・コンテやブリーなどのやわらかいチーズ 13〜14℃に軽く冷やして飲むと、香りの可憐さが際立ちます。 熟成ポテンシャルは3〜5年、今飲んでも、少し寝かせても美味。 ◆ 生産者について – ピエール・ブレ(Pierre Bouree) ジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置くクラシック派の老舗ネゴシアン。 1864年創業、現在は5代目が伝統を守りながら、ブルゴーニュやボジョレー各地で自然な醸造と長期熟成を軸に、真にテロワールを映すワイン造りを実践しています。 ・天然酵母のみで発酵 ・除梗せず果皮ごと優しくプレス ・新樽は控えめに、最低2年の樽熟成 ・無濾過・瓶詰め後も出荷までセラーで静置 特に赤ワインは、ピジャージュ(果帽沈め)も手作業=足踏みで行うという、まさに職人的スタイル。 その味わいは「優秀どころか、ずば抜けている」との声も。 一見控えめながら、時を経るごとに美しく花開く、熟成でこそ真価を発揮する名門の造りです。 ◆ 商品情報 生産者: Pierre Bouree Fils(ピエール・ブレ) ワイン名: Saint-Amour AOC 原産地: フランス・ボジョレー/サン・タムール 品種: ガメイ100% ヴィンテージ: 2022 タイプ: 赤・ライト〜ミディアムボディ 醸造: 除梗なし/天然酵母/足踏みピジャージュ/長期樽熟成/無濾過 アルコール度数: 約13% 飲み頃温度: 13〜14℃ 熟成ポテンシャル: 3〜5年
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[Vignerons des Pierres Dorées]Beaujolais Rouge Les Pépites "Schiste" 2019 or 2020
¥2,150
Beaujolais Rouge Les Pépites "Schiste" 2019 / 2020 — 果実と大地が溶け合う、シスト土壌から生まれた特別なボジョレー — ◆ ふくよかな果実味と、ミネラルの芯。 南ボジョレーの丘陵地に広がる「ピエール・ドレ(黄金の石)」の産地。 このキュヴェ《Schiste(シスト)》は、緑がかったシスト土壌で育った古樹ガメイ(平均樹齢45年)から生まれました。 シスト(片岩)は、地球上で最も古くから存在する堆積岩の一種。 その繊維質で水はけがよく、根が深く張る土壌は、ブドウに独特のフィネスと複雑味をもたらします。 「ボジョレー=軽やか」のイメージを覆す、奥行きのある果実感とスパイス、そしてきめ細やかなタンニン。 果実のジューシーさと、大地を思わせる余韻が美しく共存する、まさに“地層からくる味わい”です。 ◆ テイスティングノート 色合い: ルビー色に紫がかった輝き。澄んで艶やか。 香り: ブラックベリーやカシスの熟した果実に、甘草、タバコ、スパイス、そして鉱物的な香り。 味わい: 力強くもエレガントなアタック。果実味とミネラル感が溶け合い、シルキーなタンニンと長い余韻が印象的。 ◆ 食事との相性(おすすめペアリング) ・赤身肉の煮込み(ビーフシチュー、バヴェット) ・モリーユ茸と仔牛のクリーム煮 ・ボジョレー名物・アンドゥイエットのグリル 13℃前後に軽く冷やしてお楽しみください。今すぐ飲んでも、数年の熟成もおすすめです。 ◆ 生産者について:Vignerons des Pierres Dorées(ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ) リヨン北方約40km、南ボジョレーの丘陵地帯に広がる協同組合。 この地域は“黄金の石”と呼ばれる独特の地質に恵まれ、多様な土壌が個性あるワインを育てます。 世代を超えて受け継がれる伝統に、現代的な醸造技術を融合。 「ボジョレーの地質を、ワインで感じる」ことをテーマに、 一人ひとりの生産者の情熱と職人技が詰まったキュヴェを生み出しています。 ◆ 商品情報 ワイン名: Les Pépites Schiste(レ・ペピット・シスト) 生産地: フランス/ボジョレー AOC 品種: ガメイ100%(樹齢45年平均) 土壌: 緑色片岩(schiste verdâtre) ヴィンテージ: 2019 または 2020 タイプ: 赤・ミディアムボディ〜しっかり アルコール度数: 約12.5% サーブ温度: 13℃がおすすめ 熟成ポテンシャル: ~2025年頃まで美味しく楽しめます
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Pavillon Rouge du Château Margaux 2019
¥48,000
「シャトー・マルゴー」のセカンドワイン「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」は、近年その価格が高騰し、入手困難なワインの一つです。このワインはカシスや花のアロマにレンガや熱い石の香りが絡み合い、フルボディでシルキーなタンニンと美しい熟成感が特徴です。 「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」は、メドック格付け第一級シャトーのエッセンスが詰まった官能的な逸品で、華やかな香りとしっかりとしたボディ、繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と称されます。そのエレガントなイメージと強靭な骨格を持つ内面は、「ベルベットの手袋の中の鋼鉄の拳」と表現されます。 シャトー・マルゴーの品質を受け継ぎ、カベルネ・ソーヴィニヨンの割合が多い1stに比べ、メルロの比率が若干高く、柔らかなスタイルが特徴です。ロバート・パーカー氏も高く評価しており、「1980年代以降は連続して高得点を獲得している」と称賛しています。 「パヴィヨン・ルージュ」は、樹齢15年程度の若いブドウから造られ、手摘みで収穫されオーク樽で熟成されます。新樽率50%で、熟成期間はシャトー・マルゴーよりも3〜4ヶ月短いです。ガーネットパープルの深みある色調と凝縮したフルーツの風味、シルクのような舌触り、そして芳醇な果実味と長い余韻が楽しめます。